「今の年収、相場と比べて高いのか安いのか分からない」
そんなモヤモヤを抱えたまま、毎月の給与明細をなんとなく眺めていないでしょうか。
筆者も会社員として働く中で、同じ疑問を持ったことがあります。転職する気はまったくなかったのに、なぜか自分の市場価値だけは気になっていました。
この記事では、転職する気がない会社員でもできる無料の年収診断で、自分の値段を確かめる方法を解説します。所要はどれも5分ほどです。
読み終える頃には、年収診断が「転職活動の第一歩」ではなく「自分の値段を知るだけの5分の作業」だと分かるはずです。
年収診断はリスクゼロです。まずは1回、やってみることをおすすめします。
- このレベルでやること:年収診断を1回やってみる
- 所要目安5分・無料(会員登録は必要)
転職する気ないのに年収診断していいのか【判断基準】
年収診断は「転職する人向けのサービス」だと思われがちですが、実際は違います。今の年収が相場と比べてどうなのかを知るだけの、ただの現状確認です。
ゲームで例えるなら、冒険を始める前にステータス画面を開くようなものです。攻略するかどうかは、画面を見てから決めればいいのです。
診断を受けたからといって、転職活動を始める義務は発生しません。転職する気がない会社員こそ、年収診断は気軽に試す価値があります。
先に市場価値を知っておけば、いざ転職を考えるタイミングが来ても慌てずに済みます。知らないまま何年も過ごすほうが、実はリスクです。
ミイダスで市場価値を診断する【手順】
まず試したいのが、ミイダスの市場価値診断です。経歴やスキルを入力すると、あなたの市場価値を年収の目安として出してくれます。
基本情報を登録します。
職務内容や保有スキルなどを入力します。
希望条件や現在の年収などを入力します。
あなたの市場価値が年収の目安で表示されます。
入力項目は経歴やスキルが中心で、履歴書を書くほどの手間はかかりません。筆者が試したときの体感でも、所要時間は5分ほどでした。
会員登録は必要ですが、その場で転職を強制されるわけではありません。診断結果だけ見て終えることもできます。なお、サービスの仕様は執筆時点のもので、変更される場合があります。
求人票で「自分の値段」の相場を見る【リクナビNEXT】
診断ツールの数字とあわせて見ておきたいのが、実際の求人票です。同じ職種・経験の求人がいくらで募集されているかは、市場価値のリアルな相場になります。
リクナビNEXTは会員登録すれば求人を無料で見られます。応募しなくても、自分に近い条件の求人がどのくらいの年収を提示しているかを眺めるだけで十分です。
求人を見るのはあくまで「相場の確認」です。診断ツールの数字と求人票の金額、この2つがそろうと、自分の値段の輪郭がはっきりしてきます。
診断結果の見方【判断基準】

診断と求人票がそろったら、見るべきポイントは一つです。今の年収と、相場との差です。
差がほとんどなければ、今の会社で適正な評価を受けていると考えられます。焦って動く必要はありません。
一方で、相場より大きく低い結果が出た場合は、今の環境で正しく評価されていない可能性があります。これは転職を決断する材料ではなく、次に何を調べるかを決める材料として使うのがおすすめです。
乖離の大きさを見て「自分の年収はそもそも世間的に低いのか」が気になった方は、あわせて次の記事も参考にしてください。
ここではまだ動かなくて大丈夫です。まずは自分の立ち位置を知ることが目的です。
実際にやってみた感想【実体験】
筆者自身も、20代のときに年収診断をきっかけに自分の市場価値を意識するようになりました。
当時は転職する気が強かったわけではありません。ただ「今の給料は妥当なのか」という漠然とした疑問がずっとありました。
診断を受けたことで、自分の経験やスキルが外部でどう見られるのかを初めて数字で確認できたのを覚えています。
そこから転職エージェントに登録しましたが、面談の進め方が自分に合わず、結局はリクナビネクストで1社だけ応募して内定をもらいました。転職活動全体では約2ヶ月ほどかかりました。
結果として、年収は500万から650万まで上がり、年間休日も100日から125日に増えました。すべての始まりは、年収診断で自分の市場価値を知ったことだったと振り返って思います。
診断の次は、プロに市場価値を聞いてみる
診断ツールと求人票で自分の値段の目安が分かったら、もう一歩踏み込む方法があります。転職エージェントに、自分の市場価値を直接聞いてみることです。
リクルートエージェントは登録・相談とも無料です。プロの視点で「あなたなら今いくらで転職できそうか」を教えてくれます。ここでも、話を聞くだけで転職を決める必要はありません。
年収診断は、転職の入り口ではなく、自分の現在地を知るための道具です。今の年収に少しでも疑問があるなら、まずは5分だけ試してみてください。










