応募して、面接を受けて、内定(または提示額)が出た。ここで初めて「本当に転職するのか」を考える番です。そして、ここが一番迷います。
結論を先に言います。迷ったら、頭の中で比べずに1枚の表にする。現職と内定先を同じ項目で並べるだけで、答えは思ったより簡単に見えてきます。比べた結果「残る」を選んでもいい。それも立派な決断です。
この記事では、内定と現職を比べる5項目の表の作り方と、辞退・残留もアリな考え方を解説します。
今回やることは1つだけです。比較表を1枚埋める。決断は、その後でいいです。
このレベルでやること: 現職と内定先の比較表を1枚作る(費用0円・所要15分)
まだ内定がない人も大丈夫。Lv4(応募して面接)で見えた「提示されそうな条件」を仮置きすれば、同じ表が作れます。

迷うのは当たり前。情報が「表」になっていないだけ
頭の中だけで比べると、一番大きい数字(年収)だけが目立って、他の条件がぼやけます。夜に考えると不安が勝ち、朝に考えると勢いが勝つ。これでは決められなくて当然です。
紙でもスマホのメモでも構いません。同じ項目で横に並べる。それだけで、感情と情報が切り分けられます。
比較表はこの5項目だけ
項目を増やすほど決められなくなるので、5つに絞ります。
| 項目 | 現職 | 内定先 |
|---|---|---|
| 年収(手取り) | ||
| 残業時間 | ||
| 休日数 | ||
| 通勤時間 | ||
| 3年後の成長 |
コツは2つあります。
- 年収は額面ではなく手取りと残業込みの「時給」で見る。年収が50万円上がっても、残業が月30時間増えるなら時給では負けることがあります
- 「3年後の成長」だけは数字にならないので、3年後に転職市場でどちらが高く売れるかで考える(Lv1の年収診断の感覚が使えます)
わからない欄があれば、内定先に聞いて大丈夫です。条件の確認は失礼ではなく、入社意欲の表れとして扱われます。
比べた結果「残る」もアリ。それは負けじゃない
表を埋めて現職が勝ったなら、残ってください。それは「なんとなく続けている」のとは全く違う、市場を見た上で自分の会社を選び直した状態です。
しかも手元には、Lv3で使った相場の数字と、今回の内定という実績が残ります。次の査定で給料交渉をする材料としては最強クラスです。
内定を辞退する場合は、決めた時点で早めに連絡すれば大丈夫です。辞退は選考の一部で、企業側も織り込んでいます。ここまで全部、後出しジャンケンのルール内です。
今日の行動は1つ。5項目の表を埋める
スマホのメモに5項目を書いて、埋められるところから埋めてください。15分で終わります。空欄が残ったら、それが「次に確認すること」のリストになります。
まとめ: 表が埋まれば、どちらを選んでも正解
転職の決断は、感覚ではなく比較表で。埋めた上での「行く」も「残る」も、情報に基づいた勝ちの選択です。
Lv4(応募して面接を受けてみよう)がまだの人は、先にこちらからどうぞ。
「行く」を選んだ人は、次のLv6で円満退職と入社準備を進めます。「残る」を選んだ人は、Lv7の「転職後も市場を見る習慣」へ先回りでどうぞ。
