「今の給料、安すぎないか?」と思いながら、確かめずに毎月働いていませんか。
僕は建設業で働く30代の会社員です。20代のころ、転職で年収が150万円上がりました(500万円→650万円)。特別なスキルや資格を足したわけではありません。やったのは、このページに並べた行動を順番にこなしただけです。
ポイントは、どのレベルも会社を辞めずに・無料で・今日からできること。「誰でも出来る」と言い切れるのは、全部の行動がノーリスクだからです。診断を受けるだけ、求人を見るだけ、面接を受けるだけ。辞めるかどうかは、内定を見てから決めればいい。
この記事では、まず僕の転職で実際に何がどれだけ変わったかを数字で見せてから、同じ手順を7つのレベルに割って解説します。
転職で年収150万アップは本当に可能?【僕のBefore→After】
結論から。上がりました。まず転職前後の変化を数字で見てください。
| 転職前 | 転職後 | |
|---|---|---|
| 年収 | 500万円 | 650万円(+150万) |
| 年間休日 | 100日 | 125日(+25日) |
| 仕事内容 | 同じ職種 | ほぼ同じ |
| 転職活動の期間 | 約2ヶ月(在職のまま) | |
150万上がって、手取りは月いくら増えたか
手取りで言うと、月に7万円以上増えました。
額面の+150万円を単純に12で割ると月12万円台ですが、年収が上がると税金や社会保険料も増えるので、手取りの実感はそれより小さくなります。それでも月7万円。毎月の積立投資がまるごと賄える金額です。
家計は目に見えて楽になり、増えた分をそのまま貯金と投資に回せるようになりました。年収アップの果実は、1回きりのボーナスではなく毎月ずっと入り続けるのが大きいです。
年収が150万上がったのは、何が効いたのか
やったことを時系列で書くと、こうなります。
転職前の数年間。「辞めたら不安」で動けませんでした。給料と休みに納得していないのに、確かめる方法を知らなかったからです。
1ヶ月目。まず転職エージェントに登録して面談まで進みました。ただ、担当者とは正直合いませんでした。ここで諦めかけましたが、並行して登録していた求人サイト(リクナビNEXT)で、自分の職種の求人を眺める「偵察」を続けました。すると今より条件が明確に良い求人が普通にあることに気づきます。この瞬間に視界が変わりました。
2ヶ月目。条件が良い1社に絞って応募しました。経験がそのまま評価されて内定。応募したのは、この1社だけです。内定の条件と現職を並べて比べて、初めて「辞める」を決めました。
振り返って、効いたことは3つです。
- 同じ職種のまま、会社だけを変えた。経験がそのまま即戦力として評価される
- 先に求人を見て、相場を知った。自分の値段を知らないと、安いままでも気づけない
- 条件が明確に良い会社だけを受けた。数を打つより、比べてから絞る
資格を増やしたわけでも、残業を増やしたわけでもありません。「頑張り方」を変えずに、「評価される場所」を変えただけです。同じ仕事でも、給与テーブルと休日制度は会社ごとにまったく違いました。
正直に書くと、誰でも同じ幅で上がるわけではありません。僕の場合は「経験者が足りない業界で、同じ職種のまま会社を変えた」のが大きかったです。未経験の業界に移る転職は、逆に年収が下がりやすい。ここは知っておいてください。
建設業・施工管理で働いている人は、業界の事情まで踏み込んだ「どこを選ぶか」の記事が別にあります。

「施工管理はやめとけ」と言われて、続けるか迷っている人はこちらもどうぞ。8年続けている現役の本音です。

年収を上げる方法は5つ。最短は「転職活動」だった
会社員が年収を上げる方法は、突き詰めると5つしかありません。
| 方法 | 上がり幅 | リスク・弱点 |
|---|---|---|
| 残業を増やす | 小 | 時間と体力を売るだけ |
| 昇進を待つ | 中 | 数年単位・自分で選べない |
| 副業する | 小〜中 | 育つまで時間がかかる |
| 給料交渉する | 中 | 材料(求人票)がないと弱い |
| 転職活動する | 大(僕は+150万) | 内定後に選べばリスクゼロ |
ここで大事なのは、最短ルートが「転職」ではなく「転職活動」だということ。活動して、内定をもらって、現職と比べる。そこまでやっても、辞めるかどうかはまだ選べます。しかも活動で拾った求人票は、そのまま今の会社との給料交渉の材料にもなります。
つまり「交渉」と「転職活動」はセットで、どちらに転んでも年収が上がる可能性だけが残る。この順番を7つのレベルに割ったのが、下のロードマップです。
仕事レベルマップ|現在地から1つずつ攻略する

💼 仕事Lv マップ(全7レベル)
※仕事ラインは全7レベル公開済みです。上から順に挑戦できます。
Lv1〜Lv7まで、すべて挑戦できます。僕が+150万にたどり着いた手順を、そのままレベルに割ったものです。
30秒で現在地チェック
上から順に読んで、最初に「いいえ」が出たところがあなたのスタート地点です。
- 自分の適正年収(市場価値)を数字で言える → いいえならLv1
- 転職サイトに登録して求人を見たことがある → いいえならLv2
- 今の会社で給料の話をしたことがある → いいえならLv3
- 実際に応募して面接を受けたことがある → いいえならLv4
- 内定と現職を比較表で並べたことがある → いいえならLv5
- 円満退職の段取りを知っている → いいえならLv6
- 転職後も求人を見る習慣がある → いいえならLv7
Lv1|年収診断で自分の値段を知る
年収アップの最初の敵は「相場を知らないこと」です。自分の値段を知らないまま働くのは、値札を見ずに買い物をするのと同じ。安く買い叩かれていても気づけません。
やる行動は1つ。無料の年収診断を1回受ける。所要10分・費用0円。会社にバレることもありません。ここで出た数字が、この先すべてのレベルで使う武器になります。


Lv2|転職サイトを見てみよう(見るだけ偵察)
自分の値段が分かったら、次は市場の偵察です。転職サイトへの登録は「転職します」という宣言ではありません。求人という「世の中の値札」を見られるようになるだけです。
やる行動は1つ。転職サイトに登録して、自分の職種の求人を眺める。登録無料・応募しなければ何も起きません。僕の転職も、この「偵察」から始まりました。リクナビNEXTは求人数が多く、職務経歴書を一度登録すれば偵察の拠点になります。
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建設業・施工管理で働いている人は、業界特化の攻略記事もあります。
Lv3|給料交渉をしてみよう
偵察で拾った求人票は、そのまま交渉材料になります。「同じ仕事でこの年収の求人がある」という事実は、上司への最強のカードです。
やる行動は1つ。求人票を1枚持って、上司に給料の話を切り出す。転職しなくても年収が上がるならそれが最短ルート。ダメでも失うものはありません。


Lv4|応募して面接を受けてみよう
交渉で上がらなかったら、いよいよ市場で勝負です。ここで思い出してほしいのは、面接は「受けたら入社」ではないということ。内定をもらっても断れます。つまり面接もノーリスクです。
やる行動は1つ。気になる求人に1社応募してみる。応募書類や面接対策は、無料の転職エージェントに全部手伝ってもらえます。
僕はこのレベルで人生が変わりました。「辞めたら不安」とずっと思っていましたが、受けてみたら年収+150万円の内定。行動して損はなかったと断言できます。
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Lv5|内定と現職を並べて比べよう
内定が出たら、ここで初めて「辞めるかどうか」を考えます。順番が大事です。辞める決断は最初ではなく、最後。
やる行動は1つ。内定と現職を1枚の比較表に並べる。年収・残業・通勤・人間関係を数字と事実で見比べて、現職が勝つなら辞退すればいい。辞退しても、市場価値の証明と面接経験が手元に残ります。
Lv6|円満退職と入社準備
比較表で転職に軍配が上がったら、最後の実務です。退職日から逆算した段取りメモを1枚作る。話す順番さえ守れば、退職は気まずいドラマではなく事務手続きで終わります。


Lv7|転職後も市場を見る習慣
年収アップは1回で終わりではありません。転職後も求人を眺める習慣を続けると、自分の値段の変化に気づけて、次のチャンスに即応できます。いわば2周目参戦。攻略記事はこちらです。


このマップの遊び方|辞めるかどうかは最後に決める
全レベル共通のルールが1つあります。やるかどうかは、見てから決めていい。
診断を受けるだけ。求人を見るだけ。面接を受けるだけ。どのレベルも「見るだけ」で止まってよくて、辞める決断だけが一番最後に来ます。だから在職のまま、リスクゼロで進めます。「誰でも出来る」の正体はこれです。
行動しない場合のリスクだけは確実にあります。安い値段のまま、あと何年働くか。マップを1段登るだけで、その値段は確かめられます。
よくある質問
- 150万も上がるのは特別な例では?
上がり幅は業界と経験次第で、誰でも同じ幅になるわけではありません。ただ僕自身は特別なスキルを足していない普通の会社員で、やったのは「同じ職種のまま、評価してくれる会社に移った」だけです。まずLv1の年収診断で、自分の場合の相場を確かめるのが確実です。
- 在職中の転職活動は会社にバレませんか?
転職サイトへの登録や求人の閲覧が会社に伝わることは、基本的にありません。主要な転職サイトには特定の企業に自分を非公開にする設定もあります。僕も在職のまま活動して、内定後に初めて会社へ伝えました。
- 転職エージェントは必ず使うべきですか?
必須ではありません。僕はエージェントの担当者と合わず、最終的には求人サイト(リクナビNEXT)から自分で応募して内定を取りました。書類や面接に不安があるならエージェント、自分のペースで進めたいなら求人サイト、と使い分ければ大丈夫です。
- 転職活動にはどれくらいの期間がかかりますか?
僕は活動開始から内定まで約2ヶ月でした。一般には3ヶ月から半年と言われますが、このロードマップのLv1〜2(診断と偵察)は今日から始められて、期限もありません。「見るだけ」の期間を長く取っても問題ないです。
- 30代・40代でも年収アップ転職はできますか?
僕が転職したのは20代ですが、経験年数や資格が評価される業界なら、30代以降はむしろ「即戦力」として評価が上がりやすい面があります。年齢で諦める前に、Lv1の年収診断で今の市場価値を数字で確かめてみてください。
- 同じ業界と別の業界、どちらに転職すると年収が上がりますか?
上がりやすいのは同じ業界・同じ職種です。経験がそのまま「即戦力」として評価されるからです。未経験の業界へ移ると、一時的に年収が下がるケースが多い。建設業・施工管理の場合の詳しい事情は、同業他社転職の記事にまとめています。
まとめ|年収アップは順番のゲーム
- Lv1〜2. 自分の値段を知り、市場を偵察する(無料・バレない)
- Lv3. 求人票を材料に、まず今の会社と交渉する
- Lv4〜5. 面接を受けて、内定と現職を比較してから決める
- Lv6〜7. 円満退職、そして2周目へ
- 共通ルール. 辞めるかどうかは最後に決める
僕はこの順番で年収が150万円上がりました。まずは30秒診断で出た自分のレベルからどうぞ。今日やる行動は、1つだけです。
年収が上がったら、増えたお金の置き場所が次のテーマになります。資産形成ロードマップへどうぞ。













